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凧揚がる

凧揚がる其処は此の世の涯の境であるか


彼の世だに此の世とてふ晩春の午後


足裏で毛虫潰して蟻襲ふ


蚯蚓みみずらが舗装された熱い道上で灼熱死


地蜂飛び毛虫逃げ惑ふや卯月晦日う づきみそか


朝寝する吾追ふ其奴の顔見たり


潰滅す吾持ち得ざる立夏かな

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